僕がビジネス(特にアフィリエイト)
を教えるときによく聞かれるのが、
本当にこの商品を紹介して良いものなのか?
折角気づいた関係性が壊れるのではないか?
お金のためと思われるのが嫌だ。
というような、
セールスに対する恐怖や抵抗感を感じるという質問です。
なんでこのような気持ちになるか?
ということですが、
主に以下のような要因があるのではないかと思います。
・セールスする商品に対する気持ち
・お金をもらうことに対する罪悪感
それぞれについて考えてみようと思います。
セールスする商品に対する気持ち
これは要するに、
自分が販売(紹介)する商品に対して、
これは本当に良いものなのか?
販売するに値するものなのか?
というような「疑いの気持ち」だと思うのです。
で、
もちろん自分が販売するに値しないと思った商品は販売しないべきです。
買った人間が満足できると自分の中で確信した商品のみ販売するべきです。
アフィリエイトをするにも、
自分が紹介する商品を使ったことが無かったり、
ろくに調べもせずに紹介する人がほとんどですが、
これを読んでいるあなたは絶対にそんなことはしないでくださいね。
これは買った人の為にならないというのはもちろんですが、
あなたの為にもなりません。
そんな心のこもっていないビジネスでは大した結果はまず出ませんし、
出たとしても長続きせず、あなたのレベルも上がらない、
ということを覚えておいてください。
お金をもらうことに対する罪悪感
これはおそらく2つあるのではないかと思います。
1.販売相手との関係崩したくない
相手が興味を持っているかわからない商品を販売するときに
この感情が沸き起こるのではないかと思います。
「いや、こんなの興味無いから」と突き放されるのではないか?
と心配になる気持ちはよくわかります。
これは相手の信頼残高を高めることで解決できます。
信頼残高というのは、
日々の価値提供によって相手の心に積み上げられた
「自分への信頼度」のことです。
相手の信頼残高をちゃんと積み上げられている状態であれば、
まったく関係の無いものを販売したとしても興味を持ってくれるし、
興味を持ってくれなかったとしても「突き放される」なんてことはまずありません。
「あ~、今日はちょっと違うやつなんだなぁ。」
くらいな感じで、そのまま関係性は継続できるはずです。
僕は著名人の有料メルマガをいくつか購読してるんですが、
やっぱりたまに広告っぽものが流れてきます。
その広告はほとんどが全く興味の無いものなんですが、
僕はそのメルマガにお金を払い、読み続けています。
理由は先ほど言った通りで、
そのメルマガは単純に面白いし、勉強になるからです。
信頼残高が担保されているわけですね。
中にはその広告に興味のある読者もいるでしょうから、
そこから売上が上がっているんだと思います。
ということで、
販売相手との関係性を壊したくないという怖さがある場合は、
まずは信頼残高の確保を目指してください。
とにかく相手に価値を提供することが第一です。
2.漠然としたビジネスへ対する恐怖
なんとなくお金を貰うのに抵抗がある。
という人って結構いると思うんです。
「はい、私はこんな価値を提供するんで、
あなたは1,000円くださいねー。まいどありー。」
みたいな自分発信で売り込むやり取りをなるべくやりたくない。
という感じではないでしょうか?
僕も実はこのタイプで、
できるだけ売り込みってしたくないんです。
前述した信頼残高の例もありますが、
売り込めば売り込むほど嫌われる気がするからです。
僕もそういった恐怖を持っています。
で、
「ビジネスとはどうあるべきか?」
という理想像の話になるんですが、
僕が思うのは、
「お願いだから売ってくださいと相手が言ってくれる」
これが理想で、目指しているところです。
僕が販売している企画も、
メール講座の読者が「こんな企画ありませんか?」
と言ってくれたものを形にしたりしているわけです。
しかしこれでも最小限の「売り込み」というのはやはり必要になります。
信頼残高を高め、
最小限の売り込みで利益を上げる美しいビジネスを作っていく。
という気持ちで取り組むことで、ビジネスへの恐怖を払拭しましょう。
さて、
ビジネスへの恐怖は取り払われましたでしょうか?
「まだこんなことが心配なんです。」
ということがあれば、
ぜひ気軽に質問してくださいね。
それではまた。