どうも、こじまるです。
僕が去年の今頃ハワイ旅行に行った時に、
ビジネスの本質に触れる機会があったので、
今回はその話を紹介してみようと思います。
そもそも僕って海外旅行自体あまり経験が無くて、
卒業旅行に続き人生で2回目の海外でした。
もちろん初めてのリゾート地でうきうきだったのですが、
反面慣れていないせいもあり心配なこともありました。
で、
一番何が心配かといったら、
チップ制度です。
チップ制度はアメリカやイギリスなど
特定の地域に根付いている一種の文化のようなもので、
「何かしてもらったら少額のお金をあげるのが当たり前」
みたいな制度です。
これがもう面倒で面倒で、
どのタイミングで渡せばいいのか?とか
いくら渡せばいいのか?とか全然わからないわけです。
それで適当な額を渡したら、
後で親から「あんたそれ多過ぎ」と注意されました。笑
ハワイに着いた当初の僕は、
チップ制度ってなんで面倒な制度なんだ。
と心の底から思っていたんです。
でも、
ハワイでのとある出来事が原因で、
その考えが劇的に変わりました。
それはとあるレストランでの出来事でした。
昼過ぎに一人でホテルの近くのレストランでご飯を食べていたんですが、
店員が凄い慣れ慣れしいんです。
「どこからきたんですか?」
とか
「これから何をするんですか?」
とか
片言の日本語で聞いてくるわけです。
特に予定が無かった僕は適当に返事をしていたんですが、
彼の言ったあるキーワードが僕の胸に刺さりました。
「ステーキはここが美味しいよ」
そうなんです。
僕ステーキが大好きなんです。
「え?、、え?今何て言った?」
と聞き返し、
美味しいステーキ屋さんの場所を教えて貰いました。
彼には少し多めのチップを払ったことは言うまでもありません。
その後ハワイに住んでいる友達に、
この店員さんの事を話したんです。
「なんで彼はあんなに親切にしてくれたんだろう?」って。
すると友達は言いました。
「当たり前じゃないか!彼は給料を貰ってないんだから。」
・・・
・・・
・・・
っえ!?
「働いているのに給料もらってないの?」
話を聞くとどうやら、
彼らはお客さんから貰うチップが給料代わりなんだそうです。
だからできるだけ多くのチップを貰うために、
親切に色々な情報を教えてくれたわけです。
僕はこの話を聞いた時に、
稲妻に打たれたんじゃないかってくらいの衝撃が体を走りました。
だって、
これこそがビジネスのあるべき姿じゃないか!!!
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と思ったからです。
自分の持っている知識や経験を価値に変えて提供し対価を貰う。
価値と価値の交換という「ビジネスの本質」を、
レストランの彼は体現していたんです。
“This is business”です。
これを自主的に行わさせるチップ制度って、
なんて素晴らしい制度なんだ!!
最初の印象から180度変わったわけです。
日本だとこの感覚は味わう事ができません。
自分の持っている色んな知識は提供するけど、
「それでお金を貰うなんてとんでもない!」
そういう文化が日本には根付いています。
「お金を貰ったら悪い」だとか
「お金を貰わないでする親切が美徳」みたいな空気ありますよね。
でもそれって、
「自分が持ってる知識に価値なんて無い」
と言ってるのと同じだと思うんですよ。
だから新しい知識を積極的にインプットしないし、
インプットしたとしてもアウトプットしないわけです。
自分が持ってる情報に価値は無いと、
「自分で勝手に決めつけてる」わけですからね。
これって凄い勿体ない事だと思いませんか?
今回の出来事で確信したことは、
ヒトは誰でも、
「自分でビジネスを立ち上げる素質を持っている」ってことです。
あなたの頭の中に詰まっている情報は、
どこかの誰かがお金を払ってでも欲しいものかもしれないんです。
でもあなたはその誰かを探す術を知らないし、
見つけたとしてもどのように伝えればいいかわからない。
だから僕はこのブログやメール講座を通して、
そのやり方を教えているわけですね。
といったところで今回はこの辺で。