アフィリエイトって、
「ただ単に誰かが作ったコンテンツを紹介するビジネス。」
っていう認識の人がほとんどだと思うんです。
これって別に何も間違っていません。
アフィリエイトというシステムを作った人も、
集客の力を持った人が自分のコンテンツを持っていなくとも
収益を上げることができるビジネスという想いがあったんだと思います。
でも、
僕はアフィリエイトの本質って、
もう一段階深い部分にあるのではないかと思うんです。
それは、
製作者のコンテクストを再定義できるということです。
コンテクストっていうのは、
「文脈」であったり「背景」って意味です。
商品というのは、
コンテンツとコンテクストの2つから成り立ちます。
例えばAppleのiphoneは、
スマートフォンというコンテンツと、
アップルが発する「革新的な製品・サービスで革命を起こし続ける」
というコンテクストが合わさって1つの商品になっています。
このコンテンツとコンテクストが合わさった商品が発するメッセージに
人々は価値を感じているわけです。
コンテクストを付与するってどういうことか?
ということですが、
例えばここに一件の無料オファーがあったとします。
いわゆるビジネス系のオファーで勉強になるものです。
これを作った人は、その人なりの伝えたいことや、
このオファーを作った理由などのコンテクストがあるのかもしれません。
アフィリエイターは、
そのオファーのコンテクストを理解してた上で
再定義することができるんです。
例えばあなたが心理学を教える先生だったとして、
このオファーを読んだときに、
「確かにビジネスの勉強にはなる。
でもこれは心理学を学ぶ教材としても十分使えるな。」
と感じたのなら、
ビジネスを学ぶのではなく、
心理学を学ぶオファーとして紹介すればいいんです。
オファー製作者のコンテクストと
あなた自身が持つコンテクストに「心理学」という
最小公倍数を見つけたということです。
これの何が素晴らしいかというと、
一つのコンテンツが持つ可能性の幅が無限に広がるということです。
オファーの製作者はビジネスを学ばせるつもりで作ったのかもしれませんが、
それが心理学の勉強にもなるかもしれないし、
やる気を出すためのキッカケになるかもしれないし、
単純に面白い読み物として価値を提供できるかもしれません。
紹介するアフィリエイターが再定義するコンテクストによって、
コンテンツが持つ価値の可能性が無限に広がるわけです。
何かをアフィリエイトするときに、
まずはその商品が持つコンテクストを感じる。
そして、自分のコンテクストとの最小公倍数を見つけ、
見つかったのなら自分のコンテクストで再定義する。
この作業ができれば、
理論的には何でも売ることが可能です。
このブログにはコンテクストの一つとして
「自由」というキーワードが盛り込まれています。
つまり、
自由というコンテクストで再定義できるものなら
なんでも売れるわけです。
自由になるためのビジネス教材でも良いし、
不健康から自由になるための健康講座とかでも良いし
自由になった後に訪れたいオススメの国一覧、
みたいなものでも良いわけです。
インターネットが発達した現代において、
コンテンツというのはそこらじゅうに溢れかえっているわけですから、
売るものには困りません。
僕が「アフィリエイトは最高のビジネスモデルだ」
と呼んでいる所以でもあります。
自分のコンテクストに共感してくれるコミュニティを作り、
その中で色んな商品を自分のコンテクストで再定義しながら紹介していく。
これが僕が思う、
次世代の正しいアフィリエイトの在り方なのではないかと思います。