シンギュラリティに見る未知なる未来世界について

シンギュラリティって聞いたことありますか?

日本語にすると「技術的特異点」って意味です。

今まで人間は自らの手で技術力を磨き、色々なモノを発明し、
人類を豊かにしてきました。

しかし後に技術力の向上は人間主体ではなく、
コンピュータ主体(人智を超えたAI)になるという考えがあります。

そして、人智よりAIの方が優秀になる瞬間のことを、
技術的特異点、シンギュラリティと言います。

映画「ターミネーター」では人智を超えたシステムであるスカイネット
によって機械が人類を襲うなんて構図がありましたよね。

映画「マトリックス」の世界なんかは人類が変なカプセルに入って管理され
自我は仮想世界で幸せに暮らしているなんて設定もありました。

シンギュラリティを題材にした作品は意外と多く、
どれも面白いものばかりです。

もちろんこんなことが現実にあり得るのか?

というと、もちろん誰にもわからないわけですが、
僕個人としては映画の世界は置いておくとしても、
今では実現性の無い技術でも、将来は実現するんじゃないのかなと思うんです。

それは、次の動画を見て頂ければ実感して貰えると思います。


※ プレイヤーの右下にある「Language」からJapaneseを選んでください。

この動画では現在のPCの性能向上の指標になっている
「半導体の集積密度は18~24ヶ月で倍増する」というムーアの法則は、
2020年に終わり、それから次のパラダイムに移ると行っています。

恐らく次のパラダイムは量子コンピュータ関連なんじゃないかなと思うんですが、
それはどうでもいいとして、重要なのは「まだまだPCの性能は向上し続ける」
ということです。

じゃあPCの性能が向上し続けたらどうなるんだ!?

という事ですが、ここらでゲームの要素を取り入れてみましょう。

ソードアートオンライン(SAO)というアニメは知ってますか?

sao

MMO「ソードアートオンライン」の中に閉じ込められたプレイヤー
がゲームのクリアを目指す~という物語なのですが、
この中でゲームとしてのSAOは完全没入型MMOなのです。

ディスプレイの前に座ってコントローラーで操作する類のものではなく、
完全に仮想世界に自分の意識が飛んで行って、実際に体を動かして冒険する。
という今から見れば夢のようなゲームなんですね。

じゃあこんなゲームどうすれば作れるのか?

というと、まずは脳みその解析が必要不可欠になるわけです。

昨今ではDNAの解析はかなり進んでいますが、脳の解析というのは
あまり進んでいないようなんですね。

というのも、解析するのに見合う性能のコンピュータが無いんです。

逆に言えば、コンピューターの性能さえ向上すれば脳の解析が進み、
もちろん他にも色んな技術が必要かもしれませんが、
SAOのようなゲームが作れるのではないか?と思うんですよね。

先ほどの動画を見た後では、なんとなく実現しそうな気がしてきませんか?笑

また、脳だけでなく体の神経まで隅々の構造解析が進めば、
脳だけ残しておいて他は機械で代用することができ、
攻殻機動隊のような義体も出てくるかもしれません。

koukaku01

不老不死とまでは行きませんが、寿命もめちゃくちゃ延びます。

こんなSFまがいのことが、これからどんどん実現できるようになっていくと
僕は思うんです。

いかがですか?何かわくわくしませんか?

空を飛び、宇宙へ行き、ビルのワンフロアばりに大きなコンピューターを
手のひらサイズまでに小さくした人類なら、きっとできる!!
のではないかと僕は期待していると同時に、僕自身も何かしら手助けができないか?
と思う今日この頃でした。

それではまた!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする