Cloud Imperium Gamesが開発中のMMOスペースコンバットシム「Star Citizen」ですが、新しい動画を見つけだので紹介しようと思います。新しいと言っても2014年10月に行われたCitizen Con 2014で公開されたものになるので、まだまだ開発中のものになり荒が目立ちますが、ゲームの雰囲気は伝わるんじゃないかと思います。
本動画では、宇宙空間から惑星に着陸し、入港審査を通り抜けて町を探索するところまでが収録されています。まずは動画をご覧ください。
(動画が途中カクカクしているのは仕様です。)
途中グラフィックが乱れたりなど開発中な雰囲気は出ていますが、僕は中々良い感じに出来ているんじゃないかと思いました。
元々「Star Citizen」ていうゲームは宇宙空間の探索や対人、惑星間の交易などがメインのゲームだったので、実際に惑星に降り立って町の中で何かをするという要素は入らない予定だったんですが、クラウドファンディングで予想以上に資金が集まったので、こういった部分まで作るようになったみたいです。ちなみに現在は日本円で60億くらい集まっている様子、とんでもない金額ですね。
実際に町の中で行う事と言ったら、船の部品を買ったり情報収集したりといったところでしょうか?
動画内では宇宙船の修理や改造をしてくれそうなお店だったり、「BAR」と書かれたいかにもなお店もありましたね。
ただ個人的に心配しているのは、作り込みすぎることによってゲーム性が悪くなることです。
同じようなジャンルのゲームとして「EVE ONLINE」が挙げられますが、このゲームでは惑星や宇宙基地の内部探索まではできません。あくまで宇宙がメインなわけです。入港するとどこでも単一インターフェイス上で買い物だったり生産だったりができるし、惑星や基地間の移動もシンプルです。
でも「Star Citizen」では街探索の要素が加わることで、いちいちアイテムを買うために惑星に着陸して入港審査を通り、目当てのアイテムが売っている店まで歩いて購入し、etc…みたいな工程が必要となるわけです。これが果たしてゲームを面白くする要素になるのか?というのが少し心配なところではあります。リアル差とゲーム性というのは場合によってはトレードオフでもあるというわけです。
注目しているゲームだけに良い作品になることを祈りながら続報を待とうと思います!