「Lineage Eternal」が個人的に面白そうだと思う理由。

今回は韓国のNCsoftが絶賛製作中の新作MMO「Lineage Eternal」
について書いて行こうと思います。

「Lineage Eternal」とは一言で言えばリネージュの世界観を持ったハクスラMMOです。

ハクスラとは、モンスターを倒して経験値や強力なレアアイテムを入手し、
キャラを強化してさらに強力なモンスターを倒すというプレイスタイル
のことを言います。

MMOなのでハクスラの要素をオンラインで沢山の人と遊ぶことができる。
ということですね。

他のMMOと何が違うのか?って部分ですが、リネージュの世界観を持っている
と言う部分と、システム部分が挙げられます。

で、個人的に興味を持っている、面白そうだと思うのがシステム部分です。
ここに従来のオンラインゲームと違いを持たせようとしているのが見て取れます。

「Lineage Eternal」は独自のシステムとして以下の3点を発表しています。

・ドラッグスキル
・クエストハブ、IDの変化
・グローバル&モバイル対応

それぞれについてみていきましょう。

・ドラッグスキル

本作は操作がかなりシンプルに作られています。

MMOというと十数個のスキルを状況によって使いこなす戦闘が一般的でした。
スキルアイコンが何個も並んでいる戦闘画面は頭が痛くなる人も多いのではないでしょうか。

私もFF14というゲームをプレイしていますが、10~15のスキルを状況によって使い分ける
ので、結構操作が忙しいと感じます。

ですが、本作で用意されたショートカットバーには5つのスキルとアイテムがセット
されているのみで、あとはマウスでプレイします。

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さすがにスキルが少なすぎる!それじゃあ戦闘が単調過ぎるよ!

と思うかもしれないですが、そこでドラッグスキルの登場です。

ドラッグスキルとはNCSoftが特許を持っている(凄い!)操作らしく、
特定のスキルはマウスの動きに反応して発動するようなのです。

例えばマウスでドラッグした線の上に炎の壁を出して敵の進行を食い止めたり、
突進系のスキルなら、1度目の突進で相手に突っ込みダメージを与え、
2度目の突進で安全な場所へ回避する、といった行動が可能です。

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ドラッグスキルが使えることにより、スキル数が少なかったとしても
戦略の幅には厚みを持たせたままにすることができるんですね。

操作をシンプルにするが、ただシンプルにするだけでなく色々と考えて設計
されているという部分はなんだかiPhoneを彷彿とさせますね。(関係ないけど、、、

で、実はこのドラッグスキルは後に説明する部分にも関わってくるので覚えておくように!

さて次は、

・クエストハブ、IDの変化

前々から何度も言っているレベリングにおけるお使いクエスト(クエストハブ)の
退屈さと単調なID(インスタンスダンジョン)にも本作は手を入れているようです。

で、簡単に言えば風来のシレンっぽくなりました。
不思議なダンジョンです。

ダンジョンが自動生成される仕組みを取り入れるみたいですね。
あとはAIやイベントなどもランダムで発生するようです(これがFATEシステムかは不明)。

ちなみに本作での自動生成ダンジョンはこんな感じ。

本作はあまり視点をぐるぐる回すタイプのゲームでは無いので、ダンジョンの
ブロック部分に関しては結構作りやすそうですよね。

なので、もっともっと複雑な仕組みにして欲しいのが個人的な要望。

動画では何通りものダンジョンが楽しめます!みたいな表現をしていても
ブロック数が少ないと結局覚えゲーになってしまうので、そこら辺を
どうにかしてもらいたいところですね。

また、基本的にはハクスラなんだろうけど、本当の不思議なダンジョンのように
レベル1から潜っていくようなダンジョンとかあったら面白そうなのにとか
思ったりするけど、そんな構想は無いんだろうなあ。

ちなみにこんな感じのでっかいボスも登場するみたい。

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・グローバル&モバイル対応

本作は、韓国だけでなく,アメリカ,フランス,日本,ドイツ,中国,ブラジル,
ロシアがサービス予定地域として発表されています。

そしてなんとモバイル対応です。

個人的にはここが一番衝撃的でした。
NCSoft、勝負に出てるな!と感じましたよ。

まぁ僕個人の妄想かもしれませんが、そう感じた理由をいくつか書いて行きます。

まず、元々のリネージュっていうのはいわゆるクオータービュー視点で
斜め上から自分のプレイヤーを見下ろしながら遊ぶタイトルでした。

で、リネージュ2では最近のMMOみたいにぐるぐる視点を回せるゲームになった
んです。ただ、本作はクオータービュー方式に戻っているんです。

何故なんだろうと考えていました、Diabloに対抗意識を燃やしているのか?
とさえ思いましたが、そういうことじゃないという結論に至りました。

思い出してください、シンプルな操作の話を。

複雑な操作はいらない、クオータービュー形式、モバイル対応。
これ完全にスマートフォン系の端末を意識した作りになっていませんかね。

で、これは統計の話になりますが、最近の中高生って当然のようにスマホ
持ってるじゃないですか。

僕の時代ならゲームといえばスーファミ、プレステ、PCゲームって感じ
でしたが、現在の中高生の間ではゲーム機=スマホなわけです。
特に日本ではこの傾向が顕著みたいですね。

多分海外でも同じような動きになっていくんじゃないでしょうか。

つまり、より多くの人に遊んでもらいたいと思うなら、スマホ系端末対応が
必須なわけで、NCSoftもここを意識してきたんじゃないかと思います。

ただ、スマホでMMOが楽しめるのか?という部分に関しては疑問が拭えません。

今までもスマホ対応のMMOって結構ありました。
実際僕も遊んでみましたが、操作がシンプルなものも当然ありました。

ただ、やはり携帯の画面の大きさだと限界があるなと感じます。
正直アクション性の高い動きは難しい。

iPadのようなそこそこ画面の大きいタブレット系の端末ならまだ遊べる
とは思いますけどね。

ここら辺の課題をどう乗り越えてくるか?という部分に関して個人的には
とても興味を持っています。

正直ゲームの内容の興味というよりかは、スマホでのMMOが受け入れられるか?
という部分に関する興味という意味で、本記事を書いたくらいです(ぉぃ

モバイル版のプロモもあったので載せておきます。

と、いうことでまだまだ情報が伏せられている部分が多いのでこれ以上は
何ともいえませんが、とにかく期待したいタイトルということは確かなので、
今後も動きを追って行きたいと思います。

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