2016年で一番楽しみにしていると行っても過言ではない期待のタイトルである「Horizon Zero Dawn」の魅力を語って行こうと思います。まずはどんなゲームなのか簡単に紹介していきましょう!
「Horizon Zero Dawn」は「KILLZONE」シリーズを手掛けた開発スタジオGuerrilla Gamesの完全新規作品となるオープンワールドアクションRPGです。巷ではモンハンの機械版みたいな事を言われていますが、最初はそんなイメージで良いんじゃないかと思います。
ただ、個人的にモンハンと近い部分は「でかいモンスターを狩る」という要素だけであり、本作はモンハン以上に魅力的な作品であると考えています。
さて、まずはどんなゲームなのか?という問いへの答えとして、2015年のE3で発表されたトレーラーを見てみましょう。
『Horizon Zero Dawn』 E3 2015トレーラー(日本語吹替版)
何か凄そう!面白ろそう!というのが伝わったのではないでしょうか?個人的に、地面から草が生えてくるシーン辺りで既に鳥肌が立っていました(笑。
次に大きく3つのポイントに分けて、本作の内容に切り込んでいこうと思います。本作のポイントとしては以下の3つが挙げられます。
・ポストアポカリプスなストーリー
・機械に支配された世界
・ALLOYの物語
詳しく見ていきましょう!
ポストアポカリプスなストーリー
本作の設定としては、SFものでは定番であるポストアポカリプスが採用されています。動画の中でも軽く触れていましたが「人類文明が壊滅した後の世界」ということですね。
映画で言うと「アイ・アム・レジェンド」であったり「ターミネーター」のシリーズなどはポストアポカリプスの世界観を表現したものと言って良いと思います。
何かしらの原因で文明が滅び、生き残った人類はいくつかの部族に分かれて生活しています。そんな世界の中に生きる一人の女性「ALLOY」が本作の主人公ってわけです。
本作の目的やストーリーに関して具体的な部分は本稿を書いている時点で発表されてはいませんが、ポストアポカリプス的な定番でいくと「なぜ人類文明が壊滅したのか?」であったり、「再び人類を繁栄させるためには?」という問いに対して、私たちプレイヤーはALLOYを操り奮闘していくのではないかと思います。
これは、なぜALLOYが機械を狩るのか?という疑問についても密接に絡んでくると思うので実際にプレイする時は注意したいところですね。
機械に支配された世界
動画を見てわかる通り、人類の文明が崩壊した後にこの惑星の主導権を握っているのは「機械生命体」です。主人公であるALLOYは「何か」を得るために械生命体を狩っていくわけですが、この狩りこそが本ゲームの大きな目玉の一つと言えるでしょう。
トレーラーを見る限り、今のところ明らかになっている機械生命体は3種類です。中型の草食動物っぽいやつと、どでかい恐竜タイプのやつはサンダージョーっていうらしいです。そして最後に出てきたそら飛ぶやつ。ちなみに、「~のやつ」みたいな呼び方をしていますが、この機械生命体にはまだ発表されていない正式名称があるようです。
さて、戦闘システムですが、基本的にALLOYは弓を主体として戦います。他には小さい槍であったり、トラップ用のボウガンのようなものも使っていましたよね。きっと製品版では他にも狩りをサポートしてくれるような道具が出てくるんじゃないでしょうか。
モンハンはとにかく的に攻撃を当ててHPを減らしていくという方式でしたが、本作ではその点が異なっています。機械生命体にはコアと呼ばれる部分が体内にあり、そのコアを破壊することで倒すことができます。もちろんコアは装甲で覆われているわけですから、まずは装甲を破壊することから始めていく必要があるんですね。
動画内ではサンダージョーの足の付け根辺りについているミサイルのようなものを弓で破壊し、それを自分の武器として敵の装甲を破壊していました。部位破壊してその部位も利用できるとなると色々と戦略の幅が広がりそうです。
また、倒した機械からは素材を入手することができ、その素材を使用して自らの武器を強化したり、他にも色々クラフトできたりするみたいです。
狩りの動画でひとつ面白いのがあったので、ここで紹介しておりましょう。大体3分50秒くらいからが該当の部分です。
Horizon Zero Dawn | Gameplay walkthrough
トラップを仕掛けて中型の機械を一網打尽にしている光景は爽快ですね。一言で狩りといっても、このように色々と工夫が効く作りになっているのが面白いところです。空を飛んでいる機械を罠にはめて倒すとかできたら面白そうだなと思いますね。
ALLOYの物語
本作の魅力の一つとして「狩り」という要素はもちろんあるんですが、作品の前提として「ALLOYの物語」を楽しむゲームなのではないかと私は思います。開発者であるMark Norris氏もこの点は強く強調しており、そのためにマルチプレイ要素を削ったとも語っております。(何かしらの形で友達と協力できるような要素は入れてくれるみたいです。)
あくまで主人公はALLOYであって、プレイヤーはALLOY意外の誰かを操作してはいけない。ALLOYを操作するからこそ、このゲームの魅力を最大限に感じることができるのです。開発者がそう言うのであればそうなのでしょう!個人的には一人で世界観に没入できるタイプのゲームは最近やっていなかったので、このような試みはとても楽しみなところですね。
ALLOYが旅立ち、機械を狩り、世界の謎に一歩一歩近づいて行くその過程を、私たちプレイヤーは共に楽しむことが出来たらいいなと思います。
★★★
いかがでしたでしょうか?私はこの記事を書きながらワクワクしすぎて今夜眠れるか心配です(子供か!。それだけ楽しみなタイトルだけに発売日が気になるところですが、公式では2016年内という情報しか公開されていないようですね。
個人的には夏休み始まる前くらいに合わせてくるんじゃないかと睨んでおりますが果たしてどうなるでしょう。期待に胸を膨らませながら待ちたいと思う次第です。